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「オーティーエス」向けExcelマクロでの部品表開発
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オーティーエスでは、設備を受注した際に多数(3桁レベル)のパーツ仕入が発生します。これを漏れなく基幹システムに入力して、仕入、納品管理を行う必要があります。一方、基幹システムには部品表をCSVファイルで登録する仕組みは備わっています。
以前より、Excelで作成した部品表をCSVに変換するマクロは使われていたのですが、部品表の使い方が利用者によりまちまちなので基幹システムの入力担当者がCSVファイルへの変換を行うのに大変手間がかかっていました。
また、それぞれのユーザーが作成した部品表は各自が自由にフォーマットを変更しているために、他のユーザーが以前の部品表を再利用することも困難でした。それを解決するために、Excelマクロを用いた部品表ツールを開発しました。
この仕組みを導入したことにより、以下の効果がありました。
- フォーマット共通化による、CSVファイル生成工数の大幅な削減(それに伴う発注~納品までのリードタイム低減)
- 他のユーザーが作成した部品表の再利用が容易
- 印刷フォーマットが全社で共通化されることで、ISOに準拠した業務遂行が可能
- 業務の属人化を防ぎ、引き継ぎや教育コストが低減
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今回開発した部品表はExcelマクロで開発したツールなので、ユーザーの希望に対して実現できる範囲は限られるのですが、それでも業務の標準化や効率化に大きく寄与しています。
- 印刷フォーマットが全社で共通化されることで、ISOに準拠した業務遂行が可能
- 業務の属人化を防ぎ、引き継ぎや教育コストが低減
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